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写メ日記 | ワクチン談義 ※長文です
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よしえ 奥様 |
ワクチン談義 ※長文です |
おはようございます☆よしえです 出勤時にポストに投函したPCR検体が送り返されてきました。 なんでも日本郵便の規約変更で送付方法が要件を満たしてなかったようです(ーー;) 買い置きしてたキットだから、対応してなかったのね… ちょっと問い合わせてみまふ。 さて。 【教えてよしえモン】コーナーにご質問をいただきました。 高齢者でもワクチンを接種した方がいい? 長くなりますが、いろんな文書を読んで、まとめてみました。(2758字になりましたf^_^;) 答えは…【禁忌(ワクチン成分に対するアレルギー反応が明らかな人)以外は接種した方がいい】です。 ワクチンを受けるのに注意が必要な人の中に、心臓、腎臓、肝臓、血液疾患などの基礎疾患を有する方、と記載がありますが。 インフルエンザワクチンなど、その他のワクチンにも同様な注意がなされ、これらを「接種要注意者」といいますが、疾患をもつ方はそうでない方に比べ、日々、症状や健康状態が変わりやすい、不安定である、ということがその理由で。 持病があるから…高齢だから…リスクが高い、副反応が起こる…というワケではなく。 むしろ若年層の方が頭痛や悪寒、発熱などの副反応が多く出ているそうです。 禁忌は、ワクチンに含まれる成分、ポリエチレングリコールPEGや交差反応をおこすポリソルベート(食品や化粧品に広く使用されている添加物)にアレルギーのある人で。 それ以外のアレルギーの病歴・他のワクチン、薬、蜂さされ、食品、花粉アレルギーなどは関係なく、接種可能で。 癌(化学療法受けていたり)、免疫不全疾患、移植を受けている人(免疫抑制剤を内服してたり)などは、感染のハイリスクにあたるので、むしろ禁忌で無い限り接種する事が勧められます。 これは、先日ご利用いただいた若きドクター(2回接種済)も同じ見解で、アナフィラキシーについても【心配ない】ということでした。 昨年、アストラゼネカが開発しているワクチンの臨床試験中、被験者に深刻な副作用が発生したとして世界中で治験が中断された経緯もあり、不安に感じていらっしゃる方もいると思います。 長くなりますが、ワクチンについてまとめると。 ワクチン開発には、大きく分けて 安全性 免疫原性(免疫を作る力) 実際に作った免疫が人間を守れる という3つの性能が要求されます。 有効なワクチンを作成するには 1. ワクチン候補となる物質を決める探索段階 (Exploratory stage) →通常は弱らせた病原菌そのものやウイルスの断片、細菌が放出する毒素などが原料になります。 2. 培養した細胞や動物を使った実験を行う臨床前段階(Pre-Clinical stage) 3. 実際に人間に投与してみる臨床試験(Clinical development) 4. 承認(Regulatory review and approval) 5. 製造(Manufacturing) 6. 品質管理(Quality control) →発売後も投与された患者さんのデータは収集され続け、もし有害事象があったり、副作用が無くても効果も無いなど問題があれば適宜承認を見直されたりします。 これらのプロセスを経る必要があり、様々な課題をクリアしてやっと実用化されます。 これら一連の作業に必要な期間は。 最初の探索期間だけでも通常数年。 その後の基礎研究、臨床試験を経て慎重な審議を重ねた上で製品化されるので、結局、開発期間に何十年とかかることはザラにあり。 実際、病気が発見されてからワクチンができるまでの期間で言うと。 麻疹10年程度 子宮頸がんワクチン(HPVウイルス)25年 髄膜炎菌やチフス100年近く かかっています。 それでも、HIV(1983年〜)やマラリア(1880年〜)のワクチンは世界中で研究されているにも関わらず未だに存在していません。 またCOVID-19と同じコロナウイルスが起こすSARSに至っては開発自体が断念されました。 治療用の薬品も同様のプロセスで製品化されるのですが、ワクチンの承認がより厳しいのは医薬品と違って 「病気の人に使うのか、健康な人に使うのか」 という違いが大きいです。 ワクチンの場合、もともと健康な人が病気にならないために投与するので、その分安全基準が厳しいです。 なので、この短期間で「新型コロナのワクチン」が、実現したのは素晴らしいことです。 今、製造されているのはプロセスを得て開発・製品化された安全性の確立したワクチンです。 とはいえ、長期にわたる安全性については不明です。 実際、日本脳炎や子宮頚がんワクチンは予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、いわゆる「積極的勧奨の差し控え」になった時期もあります。 ※現在は新たなワクチンが開発され、通常通り接種出来ます。 なので、今後、コロナワクチンが原因で、重い病気になった…という事例が出れば、ワクチンの接種も差し控えられ、一時的に受ける機会がなくなることも、あり得ます。 この機会にワクチン接種について、正しい情報でリスクとメリットの理解を深めていただき、 現存している安全性の確立したワクチンも接種していただきたいです。 年間10000人が診断されて3000人が亡くなっている子宮頸がん 毎年高齢者を中心に約10万人もの命を奪っている肺炎の一番の原因である肺炎球菌 これらはワクチンで予防が可能です。 また、麻疹(はしか)は基本再生産数が新型コロナより高く、子供を含めて結構命に関わります 。 大人になって風疹抗体が低下してしまった人たちがもっと積極的にワクチンを接種すれば、風疹の周期的な流行は起こらずに赤ちゃんの眼や耳、心臓の障害の発生を防げるかもしれません。 その他にもインフルエンザや帯状疱疹など大人になっても受けるべきワクチンはたくさんあります。 コロナに限らず世の中にはこれまでも怖い感染症はたくさんありました。 感染症の脅威を世界が認識した今だからこそ、ワクチンという盾の価値を再認識し、打てるワクチンを積極的に接種する良い機会だと思います。 何より社会全体でのワクチン接種率が上がれば接種した本人の防御になるだけで無く、抗体が付きにくい人たちのことを守ることもできます(^^) まだまだ不安を煽るようなニュースもあります。 正しい知識で、自分と周りの大切な人を守るために、是非接種をご検討くださいまし。 ちなみに私は昨年。 計5万円以上をかけて3回にわたり、子宮頚がんワクチンを受けましたが。 より多くのウイルスの型に対応した新しい子宮頚がんワクチンが出るそうなので、かかりつけのクリニックで、受けられるようになったら、また受ける予定です。 無料になればいいんだけどね(;´Д`A ではでは。 今日もベストな1日を よしえでした。 また明日 ※最近、風俗嬢の写メ日記というより、健康コラムになっているような…( ̄▽ ̄;)
[2021/06/01 08:28]
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