写メ日記

身体の三仏

2024/02/06 09:40:46

こんにちは♡よしえです♫

今回、遺骨をのど仏だけ手元に置いて、残りをお寺や墓地に納めることもある…と知りました。(特に関西に多いらしいです)

なぜ、のど仏?って思ったら。
骨が仏の形をしている…とのこと。
のど仏と言っても、首の骨で。
女性にもあります。

身体にある、仏(僧侶)の形をした骨は、三か所あり、身体の三仏という言い方をするとのこと。

三か所とは、俗に言う「のど仏」、
手の指先にある「指仏」、
足の指先にある「指仏」で。

火葬後の骨を、大きい骨壺(胴骨とか総骨と言います)と小さい骨壺(本骨とか分骨と言います)に分けて収骨する場合は、小さい骨壺には、この三か所の骨を入れるそうです。

ただし、「指仏」は小さく脆い骨のため、老人や小さい子供、長患いして亡くなった人の収骨時には見つからない事も多々あるそうで。

手の指仏が見つかって良かったですね…と火葬場の方に言われました。

ただ、オカンの場合
「言われれば、確かにお仏様の形をしてるかな?」と思うカンジで、ハッキリとお仏様の形はしていませんでした。

最近では、火葬後に納める場所がない…などの理由で遺骨を持ち帰れない家もあるそうで。

そういう遺骨は、能登の共同墓地に埋葬するそうです。

オトンが、
「お金…かかるんですか?」
と心配そうに聞いたところ、

「大丈夫ですよ。無料です。」
と言われ、ホッとしていました。

お金をかけなくても、ちゃんと共同墓地に埋葬されるんですね。

(法的に埋葬するように決められており「処分」は出来ないので、無縁仏は自治体が引き取り埋葬するとのこと)

オカンののど仏と指仏だけを小さな骨壺に入れて。

残りを能登の共同墓地に埋葬していただくことにしました。

オカンの遺言は、
「死んだ人間にお金かけなくていい。
生きてる人間の方が大事や。
延命措置もいらん。
火葬だけして、びわ湖に撒いといて。」
でしたが。

びわ湖ではないけど、最低限の費用で、でも家族が納得出来る形で見送ることが出来ました。

入院もせず、運ばれてCTだけとって。
延命措置はいらない…と輸血もせずに亡くなったオカン。

こんなに潔く、金銭的な負担をかけずに逝くなんて、オカンらしいです。

***

オカンは、
嫁いで子育て中の姉たちに代わり、両親の入院費を稼ぐために、中卒で就職した女工の仕事を辞め、夜の世界に入ったものの、ハタチのオトンとデキ婚し、常にお金に困る人生でした。

デキ婚したのは、それまでに堕胎を繰り返して、医師から「もう堕ろせない」と言われたからだそうです。

私に「公務員になり」と何度も言っていたのも、オカンにとって「安定」が何より大事なことだったからだと思います。

なのに私は「自由」を求め、不安定な自営業に嫁ぎ、運転資金のために債務整理までし、オカンと確執もありました。

ただ形は違うけど、
ある程度のお金と時間の自由を手にして、
「2ヶ月に1回帰省する」と言った私に対して、オカンは安心して最期を迎えたと思えます。

***

オトンが
「能登か…今は大変やけど、ええトコやな。良かったな…」
と言っていました。

落ち着いたら、みんなで行ってみたいと思います。

あと、オトンは。
大学時代に青森の実家から勘当され、結婚してからもお金がなく、68歳の現在まで、4回ほどしか帰省していないので、

「もう、お袋もアニキもいないけど、青森にも行ってみたいなぁ…」
と言っていました。

これからは、行動を制限するオカンはいないので、ぜひ連れて行ってあげたいです。

昨日は、弁護士さんに相談のあと、夢メッセの絵の展示即売会に行ってきました。

残念ながら、話の部屋に合いそうな絵はありませんでした。

今は、雑貨屋さんで買った絵を飾っていまふ。
120cm×90cmで、まあまあデカいです(^^;;

ではでは。

今日もベストな1日を♫

よしえでした。
また明日♫